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基本の臨床


外来
当科の外来は、本院だけでなく、聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院、川崎市立多摩病院でも開設しています。
一般的な精神科外来診療を行なっていますが、大学病院の一部門として、合併症を持つ患者さんや症状精神病、器質性精神疾患の患者さんも多く訪れます。
また認知症疾患治療研究センターや統合失調症治療センターも設置され、「認知症診断外来」、認知症家族を対象とした「認知症はじめて講座」や統合失調症を早期に発見し治療に繋げる「MEET外来」が開設されています。
その他、児童思春期外来やがん治療における精神医学的支援など幅広い臨床を経験できることも当科の特徴です。
病棟
48床の閉鎖病棟で、特定機能病院のなかの精神科病棟として、急性期の治療や難度の高い病態の診断 や治療、ならびに精神障害に合併した身体疾患の急性期治療を各診療科と協力して行なっています。
日常的な診療はそれぞれの診療班で進めますが、全医員が参加して症例提示や教授回診を行ないます。そこでは、可能な限りの多面的かつ縦断的な評価と検討に基づき、単に診断を決定するだけではなく、全人的な支援までも視野に入れた治療を実践します。
当科における特別な治療としては、麻酔科と協働する修正型電気けいれん療法や治療抵抗性統合失調症に対してのClozapineによる治療があります。
また定評のある認知症診療では、もの忘れや認知症に対して日帰りで精密検査を施行する日帰り入院も実施しています。
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